露 天神社 年間の祭事・神事

1月1日 初参り

神社の名の起こりは、菅原道真公が左遷され筑紫へ赴く際、太融寺へ参詣の道すがら、当地にて詠まれたと伝わる
“露と散る 涙に袖は朽ちにけり 都のことを思い出ずれば”
の歌からと云われている。他説には入梅の季節になると社地にある井戸から清水が湧いたからとの説もあります。
後に当社は、この地天神の森での、お初と徳兵衛の情死を題材にした近松門左衛門の筆による『曽根崎心中』のクライマックスの舞台となり、主人公お初の名前から『お初天神』という愛称が付けられ、すっかり有名となりました。
常日頃から参拝者が絶えず、最近特に新年の初詣のお客様が増加しています。

1月1日 歳旦祭

関係者のみの昇殿となります。

1月15日 とんど

古神符・破魔矢・注連縄・お守りなどをお焚き上げします。
時間:7:00〜14:00

2月3日 節分祭

毎年2月3日に追儺式(まめまき)が神社参集殿にて行われ、提灯が赤々と灯る境内は多数の参詣者で賑わいます。
参拝者には御神酒、ぜんざい、うどんのふるまいがあり、地車囃子の奉奏の後、地元関係者による福豆撒与がります。(年により有名人も来場)。
一般の方でも年男・年女の方は有料で参加できます。
その後のお火焚き神事(護摩焚き)は一般の方も拝観できます。
時間:16:30頃〜19:00頃

4月7日 曽根崎心中 慰霊祭

曽根崎心中があった日に「お初」と「徳兵衛」の慰霊ブロンズ像に献花、またお菓子や、お茶を点ててお供えをします。
日本刀による演舞・竹や巻藁の据え物切演武を行い奉納します。
時間:14:00〜

6月30日 大祓式 おおはらいしき

夏越しの祓い(半年間の罪・穢れを祓い、災いを退けます)
6月25日より7月7日まで、茅の輪くぐりをしていただけます。
「人形(ひとがた)」に年齢・氏名などを記し手に持ち茅の輪を潜り回ってください。
古来「水無月の夏越し祓をする人は、千歳の命のぶというなり」と詠われています。

人形
7月 第3金曜日 夏祭(宵宮)

役太鼓・舞獅子・地車ばやし が境内にて宵宮行事を行います
時間18時頃〜

7月 第3土曜日 夏祭(本宮)

本宮は例大祭神事を斎行し、役太鼓・舞獅子が氏子地域である、梅田・曽根崎地域に向け宮出していきます。
阪神百貨店前、ハービス大阪、大阪駅前、お初天神通りなど繁華街からビジネス街の氏地を8時間かけて巡行します。
その後、子供や女の子が中心で華やかな舞獅子・お囃子・傘踊りの一団が出発し、こちらは地下街も巡行します。
10時過ぎ、舞獅子と傘踊りが宮入し、お囃子隊の笛、地車囃子の鉦・太鼓が「大阪名物夏祭り おたやんこけても鼻打たん」の囃し唄が一つに溶け合ってお祭りは最高潮となします
11:00〜22:00頃まで

10月20日 秋季例祭

関係者のみ参拝

各月の1日・15日 月次祭
毎月第1金曜日 お初天神蚤の市開催(雨天・荒天・祭事による 中止あり)